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北澤 真一; 左高 正雄
Atomic Collision Research in Japan,No. 22, 0, p.115 - 116, 1996/00
我々は、イオンと励起原子の衝突実験を目的としてバリウムの準安定状態を生成する実験を行っている。これはバリウムの6sS-6s6pP遷移が波長791.13nm、振動子強度0.085で、半導体レーザーで励起できるからである。
柴田 猛順; 小倉 浩一
Atomic Collision Research in Japan,No. 22, 0, p.31 - 32, 1996/00
ウランのイオン・原子間の対称電荷移行では、U原子(fs(I),d,J=6)のd電子が、Uイオン(fs,I)のd電子サイトに入る。Uイオン(I)とd電子の角運動量の向きは互いにランダムなため、生成ウラン原子はJが基底状態の6、励起状態の5、4、3のいずれかである。衝突エネルギーが数10eV以下では共鳴電荷移行であるJ=6の原子が生成する反応のみが可能である。このため電荷移行断面積は4~510cmで、従来考えられていた値より非常に小さくなることをはじめて指摘した。100eV以上ではU原子のs/2電子かUイオンのd電子サイトに移行する近共鳴電荷移行も進行するため、衝突エネルギーが増すと電荷移行断面積が増大する。
小倉 浩一; 柴田 猛順
Atomic Collision Research in Japan,No. 22, 0, 74 Pages, 1996/00
自動電離準位を経由する多段階光イオン化が原子法レーザー同位体分離で用いられている。通常、広い線幅と小さな同位体シフトを自動電離準位はもっているので、選択性はレーザーの線幅よりも大きな同位体シフトを持った中間準位に原子を励起することによって得られる。ここでは、ウラン原子のいくつかの自動電離準位が狭い線幅と大きな同位体シフトを持っていることを報告する。UまたはUのみを検出してイオンスペクトルを測定し、スペクトルのピークの波長の差から自動電離準位への遷移の同位体シフトを求めた。中間準位の同位体シフトを考慮すると自動電離準位の同位体シフトは0.6cmと求まる。このような大きな同位体シフトが自動電離準位にあるのは、ウラン原子の基底状態の電子配置5f6d7sから7s電子が2個励起されているためだと思われる。
町田 修一*; 武田 淳一*; 高柳 俊暢*; 脇谷 一義*; 家村 一彰*; 小出 美知*; 大谷 俊介*; 鈴木 洋*; 北澤 真一; 関口 雅行*; et al.
Atomic Collision Research in Japan,No. 22, 0, p.49 - 50, 1996/00
我々は現在O,Cとアルカリ土類原子の衝突によって形成されるBe様イオンの2電子励起状態1snln´l´からの放出電子を放出角0°で測定する実験を行っている。今回はO-Ca,C-Caの衝突実験を行い、放出電子のエネルギースペクトルを測定した。